内容を大雑把に言えば、タイトル通り、子育てにおいて、褒めることの大切さ、親が叱る必要はない、叱っても子どもは伸びない(新しい習慣を身につけない)などのことが具体的に書かれています。
しかも専門用語もゼロ!なのでとってもわかりやすいです。
ただ、これだけの説明では大きな誤解が生じそうなので、少しだけ本に登場する視点を紹介しますと・・
① 「褒める」と言っても、親が褒めたかどうかではなく、子どもが褒められたかどうか(褒められたと感じるかどうか)が大切という子ども側の視点で“褒める”を捉えている。
② ただ褒めればよいわけではなく、その時の状況、子どもの様子、タイミング、褒め方などがとても重要という視点
③ 子どもの人権と特権を明確に区別し、如何に子育てに生かしていくかが書かれており、叱る以外の方法が具体的に説明されている。
当然、これだけでは何のことやらわからないかもしれませんが、確実に言えるのは「読んだほうがいい」ではなく「絶対読むべき」本です。
「自分の子はできない」「自分の子には少し難しいかも」という視点からわが子を見るともっともっと褒めることができそうです。
※追記
2012年6月10日に、この本の著者の奥田健次先生を講師にお迎えして、東京は三鷹市において講演会を開催します。
このような貴重な機会はそう簡単にはありませんので、東京近郊の方、是非ご参加ください。
詳細の情報は講演会のお知らせをご覧ください。
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