このゲームは、どこかの集団遊びの紹介で見たと思いますので、ちゃれんじキッズオリジナルではありません(ジャンケンするところなどはオリジナルかもしれませんが)。
これまで身体的な接触を意図したゲームはありませんでしたので、ここで紹介しておきます。
【ゲーム内容】
まず、子どもたちに2~3人のグループになってもらいます。
そして、あらかじめ用意しておいた新聞紙を1枚渡し、広げた新聞紙の上に1グループが同時に立つ(乗る)所からゲームがスタートします。
スタッフの1人が前に立ち、一斉にそれぞれのグループの代表の子どもとジャンケンをします。
スタッフに勝つか、あいこだったグループはそのまんま。
負けたグループは乗っている新聞紙を半分に折りたたんでからまた乗ります。
負けるほど徐々に新聞紙が小さくなっていくわけです。
最終的に新聞紙から足がはみ出たり、グループの1人が乗っていられなくなったらそのグループは負けになります。
これを繰り返していき、最後まで残っていたグループが優勝です。
【ゲームの目標】
ちゃれんじキッズでは、まずはゲームを楽しめることが目標なので、グループで相談することを強制したりすることはありません。それでもやはり目標になるのは、グループの誰がジャンケンをするか、どうやったら狭くなった新聞紙にグループ全員で乗れるかなどを言葉で相談しあえることです。
ただ、言葉での相談とまでいかなくても、一方の立ち位置を見て、他の子が自分の立ち位置を修正したり、お互いのくっつき方、力の入れ方を調整できるだけでも他人を意識した立派な行動になります。
【ここが重要!】
① 他の子に合わせて動きを調整できるか。
② ジャンケンで負けて、怒らずに新聞紙を折りたためるか。
③ 負けた後、他のグループが終わるまで座って待っていられるか。
④ 身体接触を忌避せずにゲームに参加できるか。
※ 忌避の程度によっては、接触が嫌いな子が無理に参加する必要はないです。
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