【ゲーム内容】
参加者の人数-1となるようイスを円形に配置し、そこに参加者を座らせます。
また、その数名の参加者を3グループに分けておきます。 そして、本来はそれぞれのグループにフルーツの名前をつけます。これで事前の準備は完了です。
進行は、円の真ん中に立っているオニが叫んだフルーツのグループの子全員が、座っているイスから別のイスに移動する中で、遅れた子はイスが足りず、一人が残ってしまう。そして、その子が次のオニになって、また一つフルーツを叫ぶという流れです。
さて、ちゃれんじキッズでは、このフルーツ名を最初は色名で実施します。 そして、それぞれの子にグループの色名と同じボンボンを腕につけておきます。
たとえば、A子ちゃんが赤というグループに所属して
いれば、赤いボンボンを腕につけます。 こうすることで、フルーツ名だと忘れがちな子どもであっても、自分の腕を見ながら参加できる可能性が高まります
【ゲームの目標】
オニにならないことや、自分の色を言われて素早く立ち上がること、自分以外の色では立ち上がらないことなどの目標が挙げられますが、この遊びの特徴は、なんと言っても中断がないということです。
これまでご紹介した遊びには、全て何らかの中断がありますが、フルーツバスケットは中断なく進められる遊びなのです。
というわけで、最大の目標は、「スタッフの介入がなくても遊びを続けることができるようになること」になります。
スタッフ(大人)に助けを求めずに、子どもだけで遊ぶことができることは、大人の目がない所でも集団遊びに参加しやすくなるため、どの子にとっても、とても重要な課題になります。
応用行動分析 集団遊び 療育支援 フルーツバスケット なんでもバスケット